オカメインコの口が開かない!ロックジョー症候群の原因と症状と見分け方

病気
いつもありがとうございます♪

あなたは、「ロックジョー症候群」という病気を聞いたことはありますか?
インコを飼ったことがない方はもちろんですが、意外にもインコを飼っている方でも知らない方が多いロックジョー症候群。

この病気は全てのインコになるわけではなく、特にオカメインコの雛に発症されやすいと言われています。
あまり聞いたことがない病気なのですが、発症してしまうと実はとても恐ろしい病気なのです。

今回は、オカメインコを飼っているあなたはもちろん、これからオカメインコをお迎えしようと考えているあなたにはぜひ読んでいただいて、きちんとロックジョー症候群の病気について知っていただけたらなと思っております。
ロックジョー症候群の発症原因や症状などをまとめてみましたので、そちらをご紹介していきたいと思います(*^-^*)

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ロックジョー症候群ってなに?

「ロックジョー症候群(別名:オカメインコの開口不全症候群)」とは文字通り、あごが開かなくなりエサを摂取できないため衰弱してしまうとても恐ろしい病気です。

ロックジョー症候群の1番の特徴としては、発症対象がオカメインコに限定されている点で、成鳥には発症せず、雛のオカメインコに多く発症します。

発症原因や症状、治療方法

なぜ、こんなにも色々な種類のインコがいる中でオカメインコのみ発症してしまうのか気になりますよね。
原因や症状などを順番にご説明していきたいと思います。

発症原因

まずロックジョーが発症する原因は、細菌の感染によるものと言われています。
いきなり細菌に感染してロックジョーを引き起こすのではなく、発症する前に「上部気道疾患(URTD)」が先に発症します。

このURTDの中でも特に、「化膿性副鼻腔炎」に続発するケースが圧倒的に多いそうです。
先に発症するURTDの病原菌がロックジョーを引き起こす原因菌と考えられており、現在の研究では「ボルデテラ」という菌が最も重要な原因菌であると研究結果で出ております。

その他にも多種な細菌やマイコプラズマ、真菌などもロックジョーを発症したオカメインコが保菌していたことがあり、これらの菌も関連性が高いと疑われています。

それからもう1つ、オカメインコの雛にだけ発症し成鳥では発症しないと言われてます。
どうして?と思いますよね。

雛に多く発症してしまう原因として考えられるのは、「挿しエサ時に”そのう(消化管の一部)”に傷をつけてしまった」や「雛の免疫力がもともと低かった」など、その個体の免疫力によって感染しロックジョー症候群を発症してしまうそうです。

ロックジョー症候群の症状

先ほどもご説明した通り、発症原因であるボルデテラなどの原因菌による炎症があごやほっぺたの細胞組織を壊しあごが動かなくなっていきます。

症状の流れとしては、以下のような順番で進行していきます。

  1. ロックジョーの前に起こる上部気道疾患(URTD)の症状
  2. 初期症状は無表情で、どんよりと濁った目や半開き状態の目
  3. あごの可動性が徐々に悪化していく
  4. 発症してから数日後、あごが全く動かなくなったり口が閉じたままの状態になる
  5. 自分でエサを食べることが困難になり、衰弱してしまう

ロックジョー症候群は、菌に感染したからと言ってすぐにあごが動かなくなるわけでなく、上記で紹介した順番で徐々に症状が進行していきます。
初期症状の状態でロックジョーに罹(かか)っているなんて気づく方は少なく、症状がある程度進行してから気付くため手遅れになるケースも少なくありません。

オカメインコの雛を飼っている飼い主さんは、毎日の健康チェックはもちろん外見の変化がないかきちんと観察しましょう!

治療方法

ロックジョーの治療方法は、一般的に抗生剤による治療を中心に行われることが多いです。
口ばしが動かなくなったり、口がうまく開かない症状は炎症によって引き起こされているため、消炎剤も併用します。

抗生剤や消炎剤の投与方法は、内服はもちろんですがより効果的に投与するためにネフライザーも使われることもあります。
治療中は、自力でエサを食べることができないため強制給餌による食事も行われます。

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ロックジョー症候群の雛の見分け方

ロックジョー症候群は雛に発症しやすく、お迎えする前にきちんと見分ける必要があります。
観察をする際に特に重視するポイントとしては、挿しエサをしている様子をよ~く観察すること!

☆他の雛に比べて口の開きが悪い
☆口ばしの噛み合わせがずれている
☆鼻水や目やにがやけに目立つ

など、雛の外見の様子をよく観察しましょう!
これらの症状がある場合、ロックジョー症候群や他の病気にかかっている可能性が非常に高いです。

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このロックジョー症候群は、全てのオカメインコが発症するわけではなく発症率もそこまで高くはありません。
ですが、お迎えを考えている方や現在オカメインコの雛を飼育されている方はあくまでも目安の1つとして覚えておくと良いと思います(^^)

予防方法について

ロックジョー症候群の予防方法としては、個体に必要な栄養素を適切に与えてあげることです。

ロックジョーが免疫能力が低下することで発症し、炎症などの症状がどんどん進行していってしまいます。
ですので、栄養管理はもちろん生活環境もきちんと管理してあげることで、免疫低下を防ぐことができます。

また、発症する前に「PCR検査」と呼ばれる細菌の保菌状況を調べることができる検査がありますので、現在飼育されているオカメインコにボルデテラやマイコプラズマなどの原因菌が保有されていないか確認すると、早期発見で適切な治療や摘発で発症を防ぐことができます。

もし、オカメインコの雛をお迎えした方は、一度近くの動物病院でPCR検査を受けることをおすすめします(*^-^*)

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まとめ

今回は、オカメインコの雛に発症しやすいロックジョー症候群についてご紹介しました。
冒頭でもご説明した通り、この病気を知っている方は本当に少ないのが現状です。

実際私の友人でもオカメインコを飼育されている方が数名いますが、ロックジョーについて知っている?と聞いたところ、誰1人知っていると答えた人はいませんでした(-_-;)

症状が進行し悪化してしまうと本当に命に関わる恐ろしい病気です。

基本的にオカメインコやセキセイインコと言った鳥類は、元々免疫力が低く少しのストレスや環境変化で体調を崩しやすい個体です。

 

せっかく悩んで悩んでお迎えした大切なペットが、ロックジョー症候群に罹って辛い思いをさせるのは、飼い主にとっても苦しいですし悲しいですよね。

そうならない為にも、オカメインコをお迎えした方はもちろん現在オカメインコを飼育されている方は、先ほどもご説明したPCR検査を1度受けてください(*^-^*)
きちんと検査することで早期発見に繋がりますし、適切な治療をきちんとすることで存命率もぐんっと高くなります。

大切なペットの命を守れるのは、私たち飼い主だけなんですよ(*^-^*)

 

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